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ポロネーズ 作品53 (ショパン) : ウィキペディア日本語版 | 英雄ポロネーズ[えいゆうぽろねーず]
英雄ポロネーズ(えいゆうポロネーズ)は、フレデリック・ショパン作曲の「ポロネーズ第6番変イ長調 作品53」のことである。1842年に作曲し、翌年に出版。ポロネーズの中で、軍隊ポロネーズ(第3番イ長調)・幻想ポロネーズ(第7番変イ長調)とともに有名であり、ショパンの曲の中でも人気が高い。曲は複合三部形式で構成されている。この「英雄ポロネーズ」のタイトルを付けたのはショパンではなく誰が付けたのかは現在不明だが、一説にはショパンと関わりが深い弟子達あるいはこの曲を聞いて感心した人達が付けたといわれている。 == 構成 ==
=== 主題部 === 長い前奏の後に輝かしい第1主題が提示される。序奏は属調変ホ長調で半音階的な動機を中心に転調しながら繰り返される。7度の和声で効果的なオクターヴの進行の後に主題が現れる。両手のユニゾンは時に神がかった崇高さを歌い出している。平行短調を効果的に取り入れた別の主題がはっきりとポロネーズのリズムを刻む。ここは不協和音が多く切迫した演出に成功している。第1主題が多少の装飾を持って繰り返されたあとトリオに入る。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「英雄ポロネーズ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Polonaise in A-flat major, Op. 53 (Chopin) 」があります。
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